スマート農業
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授業対象=中学生
実施=2020年6月実施予定


2020.5.18


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全体像


教材


@ スマート農業とは、ロボット技術やICT(情報通信技術)、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)等の先端技術を活用し、省力化や生産物の品質向上を可能にする新しい農業のことを言います。日本の農業は、農業従事者の高齢化・後継者不足に伴う労働力不足をはじめ、耕作放棄地の増加や食料自給率の低下など、さまざまな問題を抱えていますが、スマート農業は日本農業が抱える課題を解決、成長産業化する試みであり、導入が急務とされています。

A スマート農業の例として、「人工知能による複雑な作業のロボット化」が挙げられます。自動走行トラクター・田植機・稲刈り機などは、熟練者と同じ精度・速度で作業を行うことができます。また、より広い面積での作業が短時間で可能となり、大規模生産の実現が見込まれています。収穫用ロボットは、センサーによって障害物や路面の状態を検知しながら走行し、トマトなど作物の状態を確認して最適な熟度のものを判別。アームを使って能率よく、スムースに収穫できます。

B 農業用ドローンは、農薬散布をはじめ、さまざまな用途で活用されています。無人ヘリコプターと比べて、農業用ドローンは農薬散布の省力化・低コスト化が可能になりました。また、ドローンで撮影した画像で生育状況のばらつきを地図化し、ばらつきに応じて農薬を撒布する事も可能となりました。農業は自然や天候に左右されますが、どのような条件の時にどうすべきなのか、人工知能に蓄積された膨大なデータをもとに、適切な対応ができるようになりました。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


課題はオンライン授業。

新型コロナウイルス感染症により
臨時休校が続きました。
授業の遅れが問題となっています。
これを打開する手だての一つが
オンライン授業(遠隔授業)が注目され
導入されている学校もあります。
この是非について
静との皆さんに自分なりの意見をまとめ
プレゼンしてもらいます。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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